それから

ちょいと読んでかない?30代、心に響く本や音楽、その他のコト

わからない男は愛おしい

彼氏だと思ってた人が彼氏ではなかったみたいだ。
「つきあおう」と言われたのだけれどその1週間後ぐらいから音信不通になった。LINEは未読スルー。通話を鳴らしても一向に出ない。

脆弱な関係。
最初から身体目的だったのか、何か気に食わないことがあったのか、今となっては相手の本心を知る術もない。むしろ本心とかない気がする。こういうやつは夏目漱石が小説のタイトルにしたような「こころ」というものは持ち合わせてはいないんじゃないかと思う。

不思議と深く落ち込んだりはしなかった。なんとなく「ああ、またか」というような諦念が身体を包み込んだだけだった。ああ、また、やり直しか、と。

恋愛というものに、自分はとことん向いてないのかもしれない。それでいて、人一倍世間体を気にするから、タチが悪い。私は「愛がなんだ」の映画の主人公の気持ちが良くわかる。相手のことが瞬間風速的に好きすぎて、いっそ相手の男になってしまいたい。分からない男のことは、愛おしいのだ。

だけどそんなものも怪我が治るようにいつかは通り過ぎていく。いつもいつもその繰り返し。今年こそはと思って早35年。いい加減飽きたから、もうやめたいのに、やっぱりまだ愛にくらいついてしまう。いや、もはや愛だかわからないものに。人間って、とことん愚かだ。

2021年の音楽生活を振り返る

2021年が終わり、2022年が始まった。Apple Musicに加入しているのだけど、その中で「リプレイ:2021」というプレイリストが自動的に作られていて、何だろなと思って見てみたら、昨年私が良く聴いた曲をまとめてくれていたものだった。なるほど便利な時代だ。

ベスト5はこんな感じ。
ドライフラワー」優里
「灯火」Vaundy
ツキミソウ」Novelbright
「Butter」BTS
「夜明けをくちずさめたら」上白石萌音
「Dynamite」BTS

なんか節操ない感じだな。
でも「ドライフラワー」はとにかくよく聴いたな。何でこんなに虚しい恋をしてる女性の心情がわかるんだろうって歌詞とキャッチーなメロディーにどハマりした。

Vaundyの「灯火」はリメイク版「東京ラブストーリー」の主題歌から知って。都会的でちょっと切ない感じがたまらない。Vaundyを知ったのは2021年の大収穫。

ツキミソウ」はTHE FIRST TAKEのパフォーマンスで衝撃を受けてから聴きまくった。昨年は本当にTHE FIRST TAKEから新しい音楽を知ることが多かったなあ。

上白石萌音ちゃんは昨年唯一ライブに足を運んだアーティスト。実はこのベスト5以降はほとんど萌音ちゃんのアルバム曲が並んでいて、アルバムをちゃんと聴き込んだのは萌音ちゃんが唯一と言っても過言ではない。ライブは本当に素晴らしくて、「一縷」を聴いた時は大袈裟じゃなく泣きそうなった。良い思い出です。

BTSはリモートワークのお供にめっちゃ良くて、YOASOBIあたりの流行り曲とセットでよく聴いてた。

こんな感じで昨年は邦楽中心の音楽生活だったので今年はもうちょっと洋楽も攻めてみたいところ。そして出来ればライブなんかにも行きたいね。音楽ってやっぱりいいな。

灯火

灯火

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正直しんどい

職場で男女の出逢いというものが一切望めないので、二、三年くらい前から俗に言うマッチングアプリというものを利用している。メッセージをやりとりした人は数知れず。100人は確実に超えているだろう。一回だけ会った人はその内30〜40人くらいだろうか。お付き合いまでいったのは1人。正確に数を数えていないので付き合った人数以外は体感なのが悔しい。データをとっておくべきだった……。何のためにと言われたらわからんのだけど。


一回だけ(中には二回以上)会った人の中には外国人も4人いて、その人数なら正確に思い出すことができる。

オーストラリア人……2人
サウジアラビア人……1人
イタリア人……1人

特にものすごく外国の人とお付き合いをしたいわけではなく、良いなと思った人がたまたま外国人だったのでお会いしただけだ(なんだこの不倫みたいな言い方は)。
もちろんみんな日本に住んでいてレベルの差はあれど日本語が理解できる人たちだったので、コミュニケーションに不便は感じなかった。何ならイタリア人とは英語でLINEのやりとりをしていた。私がGoogle翻訳で送る英文で充分意志の疎通はできているようだった。そりゃネイティブから見れば変な英語だったのかもしれないが。メッセージで大事なのは文法よりもテンションが伝わるかどうかだと思う。「俺はテクニックではなく、アティテュードで歌うんだ」byリアム・ギャラガー


彼らと交流してみて感じたのは、日本人男性との差を感じることはほとんどなかった、ということだ。彼らが日本在住だというのももちろん無関係ではないとは思うが、殊更レディ・ファーストかと言われるとそうでもないし、食事代を奢ってくれる人もいればきっちり割り勘にする人もいて、当たり前だけどみんな性格はバラバラだった。一人の男性として自分と合うか合わないか、ただそれだけだ。


しかしこれだけ色んな人に会っても結婚相手が見つからないとなると、「101回目のプロポーズ」の武田鉄矢のことを笑えなくなってくる。もう長距離トラックの前に飛び出すしかないのか。そうなのか。
良く就職活動と結婚は似ているなんて言うけれど、私に言わせると結婚の方が遥かに難しい。どうしてこんなに難しいことを誰もどうやってクリアするか教えてくれないんだ。「This is a pan.」なんて使えない英語を教えるよりそっちの攻略法を教えるべきだろ。そのくせ誰もが歳を重ねた独身の他人を見ると、「あの人はどこかおかしい」と言い出す。他の国じゃどうか知らないけど、少なくともこの日本では。もしどこの国に行ってもそう言われるんだとしたらこの世界は正直しんどいな。